銭ゲバ


新宿の地下通路に貼ってあるポスターに射られ、松ケン目当てにドラマ「銭ゲバ」を観る。
あんなぬるい内容じゃ、松ケンの上手さが消化不良で逆に気持ちわるい!登場初の殺人が、自分に危害を加えた相手に対して、というのにがっかりした。もっと罪のない人をばんばん傷つけないと。それでも彼の容姿なら、観る方は応援できるだろうし。


原作も買って、久々に読んだ。

銭ゲバ 上 (幻冬舎文庫 し 20-4)

銭ゲバ 上 (幻冬舎文庫 し 20-4)

どういうふうに育とうとも、「美」的感覚というのは一般的な基準に則るものなんだろうか?と思った。
ジョージ秋山といえば、上記の他に今持ってるのは角川文庫の「灰になる少年」のみ。女性が孤島に行くと、あちらこちらから性器に虫みたいのが入ってくるという話…はこれに入ってるんだっけ?あれが一番印象的(笑)女を特別視する作家の作品を読むと、女であることが「普通」の身としては、疎外されてるような感じがしてしまうけど。