大島弓子


映画「グーグーだって猫である」(感想)を観て、大島弓子を久々に読み返す。私はとある作品の登場人物と名前が一緒。ちょっと嬉しい。
でもって、映画「グーグー」において、猫のサバが、漫画内のような美青年でなく少女のルックスだったのは、この映画が「少女漫画」ではないから、すなわち大島弓子=少女にとっての世界を描いているわけじゃないからだと気付いた。
「少女」でなくなってからの「少女漫画家」はどうなるか。私は大島弓子は「グーグー」でもって完全に「少女」でなくなったと思っている。ちなみにもっと不器用な…というか「少女」でなくなることに抵抗した岩館真理子の場合どうであったか、以前書いた文章でちらっと触れた(「おいしい関係」について…これはもっときちんとまとめたい)。


9・10月にかけて、メディアファクトリーから「大島弓子が選んだ大島弓子選集」全2巻が出るそう。どの作品が入るのかな?

そういや10月に、「iSELECT」というボウイの自選集の国内盤が出る。
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ちょっとした偶然。どっちも買おうかな。