12日の土曜日、バルト９に「Queen Rock Montreal cine sound ver.」（公式サイト）を観に行った。81年カナダ公演時のリマスター映像の上映で、私はクイーンってあまり知らないんだけど、先日バルトの横を通ったときに告知が目について、興味を持った同居人にチケットを買ってもらったもの。
いわゆるフィルムコンサート？ってどういうんだろと思ってたら、物販コーナーにはサイリウムやタンバリンも並んでおり、上映前の告知は「静かに観賞してください／…なんてことは言いません、楽しんで！」というようなもの。
映像も音もとてもきれいで、ほくろや汗の一粒まで鮮やかに見える。演奏は最初から最後までテンションが高くて楽しかった。時折映る客席はのどかで、最前列の幾人かが懸命にカメラでフレディを撮ってるのが面白かった。
それにしても、ロジャー・テイラーがあんなにすごいプレイヤーだと知らなかった。ラスト数曲になると前列の熱心なファンの人たちが立ち上がり、盛り上がった。
終了後の劇場外は、ライブの後のような雰囲気だった。ポスターやパンフレットを買う人も長蛇の列。フレディの格好をしている人が皆に囲まれていたので、初老の女性に次いで私も一緒に写真を撮って、握手してもらった。手がひんやり冷たかった。
