ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!



「田舎のほうが皆、銃を持ってるものさ」
「…誰が持ってるっていうんだ?」



・公開初日の夕方、一時間前に行ったら最後の6席だった。最前列の端に座った隣のカップルは、見づらいね〜と話した末に途中退席していた。冒頭のスピード感が、あの場所ではきつすぎたのかもしれない。
・この映画には「持続力」があると思った。よく分からないけど、きっと、脚本や編集などのこまかい技術によって生まれるのだろう。
・こういう映画って、観ながらも、撮影中のことについて、楽しかっただろうな〜などと想像してしまう。
・ツボだったのは、サイモン・ペッグがスーパーマーケットに突入するとき仲間に向かって「首くいっ」をやるところと、ニック・フロストがカーチェイスの最中に銃を撃ちながら口で「バンバン!」と言うところ。
・老人が銃を撃ったり(そのお返し?に)ひどい目に遭わされたりするシーンは、どんな映画でも楽しい。
・最後に邦題どおり「スーパーポリスメン」が活躍するのが楽しい。
ビル・ナイスティーヴ・クーガンが出てると知らなかったので嬉しい。
・昔パトリック・スウェイジのファンだったので、当時の顔が映って嬉しい。
・「エロい女性」とは大抵「男がエロを感じる女性」だけど、この映画に出てくる「エロい女性」は「エロの好きな女性」なので、共感した。女性警官のあの、田舎の環境に埋没し切ったかんじが最高。数ヶ月間なら私もやってみたい。
・日本で言うなら舞台装置的にはドラマ「TRICK」のようなものだな、と思ったけど、偏見だけど、舞台が日本やイギリスならああいう話、笑っておしまいだけど、アメリカだと考えたらなぜか怖い。
・口にするのはお菓子ばかりで、ごはんがほとんど出てこない。ホテルのおばさんが出してくれるプレートだけ。飲むときもただ「飲む」だけ。偏見だけど、イギリスの食事はやはり不味いのだろう。あのジャイアントコーンみたいなアイスは、向こうでは定番なのかな。