週末の記録



土曜日はシネスイッチ銀座「スルース」公開初日(感想は下に)。入口にマイケル・ケインジュード・ロウケネス・ブラナーのサイン色紙が飾ってあった。先着100名様ということで、キャドバリーのチョコウエハースをもらう。
譜めくりの女」「さようなら。いつかわかること」の予告編を初めて見た。前者に「手の上でピアノのふたを閉める(閉めそうになる)」シーンがあり、身がすくんだ。ピアノを習い始めた小さな頃から、自分の、あるいは誰かの手の上にふたが落ちてくるという想像をしてたものだから。しかし実際に弾いているとき…ピアノに触れているときはそのことを忘れている。同様に、寝ているときなどにふと、足首をねんざする想像をしてしまうこともある。こちらも実際に歩いているときは頭に浮かびもしない。不安から逃れるには、しじゅう何かをし、何かを感じることだ。
「さようなら〜」では久々のジョン・キューザックの姿に…驚いた。見事なおとうさんぶり。
このあたりで映画を観た後はマロニエ通りのスタバに寄ることが多いんだけど、上着を脱いでも店内が暑かった。キャラメルドーナツの甘さも拍車をかけて、気分がわるくなったので、はやめに帰宅。



日曜日は品川プリンスシネマで「魔法にかけられて」(感想は後日)。開始まで1時間しかなかったうえどのお店も混んでいたので、京品ホテルに入ってる日本料理屋でごはん。同行者が食べた「名古屋丼」(ひつまぶし風)というのが謎。それから、品川駅向かいのマックはいつも昼夜を問わず店外まで長蛇の列なので、ふしぎに思う。
この映画、劇場予告編はよく出来てるけど、テレビCMでは面白さが伝わってこず、勿体ないと思う。実際楽しかった。
「人生のいい面だけを見ていこう」…同行者に、私はネガティブなところとポシティブなところの差が激しいけど、後者の部分は能天気な主人公のジゼルに似ていると言われた。たしかに、死ぬほど寂しい気持ちと、まあいいやという気持ちにいつも揺られている。そういう浮き沈みを(そもそも気付く人も少ないけど)「神様(彼にとっての私)は気まぐれだから」で片付ける同居人は、「貴重」な存在ではある。
バスで新宿に戻り、マリアージュフレールでお茶。桜の緑茶といちごのタルト、美味しかった。