鳥獣戯画・ティファニー展など


金曜の夜、東京ミッドタウン内のサントリー美術館で「鳥獣戯画がやってきた!」展を観る。
作者達が、自分の描いたマンガが大層な美術館に飾られてる様を見たら笑うかもな〜なんて思ってたけど(でも「時の流れ」とはそういうものだとも思うけど)、フランクな展示会のタイトルに沿うように、お客さんたちもあれこれ喋りながら見ており、楽しかった。
ショップに置かれていたグッズも可愛かった。こういうのって大抵は…フェルメール展のときのポチ袋など…いまいちなものだけど、展示に関係なく欲しくなるものが多かった。
目録についてきたエコバッグも可愛かった。最近何にでも付いてくるので無駄になってしまうけど。
ミッドタウンのクリスマスイルミネーションは落ち着いたかんじでよかった。ここは喫煙室からの眺めもよい(新丸ビルなどは眺望を遮っている。外から見られないように?)
芦屋タカトラのパンダチョコシュー(写真)を買ったけど、帰宅後お風呂に入って鍋焼きうどんを食べてベッドで横になったら、その晩は口にできなかった。次の日食べたら美味しかった。



土曜日は、神楽坂をぶらついて、アカギカフェでお茶。前もそうだったけど、たどりつくまでの境内が暗いので転びそうになる(写真)。
夜はバルト9に公開初日の「椿三十郎」を観に行く(感想は下に)。最近バルト9では、エレベータの行列、チケットカウンター・フードカウンターの行列のいずれにおいても、近くの人が文句を言っている(たいていカップルの男性の方)。確かに何もかもが遅い。
この後はおでんか焼き鳥だな〜とお多幸に寄ったら、閉店時間まで30分しかなかったので諦めて、自宅近くのお店でチヂミとチゲを食べた。同行者は今回の「椿三十郎」は何から何までダメと語っていたが、観た後にどんな内容の話であれ盛り上がるのが映画の楽しさだとも言う(私もそう思う)。



日曜日は、神宮外苑の「いちょう祭り」へ。初めて出かけて、あまりの混みように驚いた。柵に腰かけてお茶を飲んでいたら、隣の小さい、落ち着かない子どもが、カメラを構えたおとうさんに「おせんべいあげるからこっち向いて」と言われていた。
その後バスで目黒に出て、東京都庭園美術館へ。こちらの庭園の紅葉の方が、神宮のものより良かった。この時期はやはり、落ち葉を思い切り踏みしめたいものだけど、神宮では剪定や掃除の勢いがよすぎたので。もうすこし余裕をもったものが見たい。
開催中の「世界を魅了したティファニー」展のチケットを買ってから、園内のカフェ茶酒に寄り翡翠麺を食べる。美味しいけど少ない。
ティファニーについては、アクセサリーを2、3持ってる程度で関心がなかったけど、今回はポスターがすてきだったので出かけたもの。数々の装身具から、アメリカらしい自由で強気なかんじを受けた。戦時中は宝石がやたらデカくなったり、B25を形どったブローチを作ったり。それから、照明の当て具合が良く、どのケースの中にも美しい影が出来ていた。