カウリスマキ新作


アキ・カウリスマキの新作「Laitakaupungin Valot」が、「街のあかり」というタイトルで、ユーロスペースにて7月公開だそうです。all cinemaにもページができてる



公式サイトの予告編とスチール写真集に感動。
しかも、アキ映画においては覚えのない感情だけど、主人公が男前でちょっとときめく。どうしよう
(笑・でも全身見ると、まぎれもないフィンランド男)
(…って、この人「過去のない男」で、主人公の妻の恋人やってた人らしい。そう言われればそうだ)


作中ライブを披露するのは(→スチール写真)、彼の映画に何度か出演しているフィンランドのロカビリーバンド・Melrose。アマゾンにはベスト盤もなかった。唯一みつけたのがコレ↓

Trio

Trio


思い起こせば「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」をビデオ屋で借りたのがアキ初体験。新作で並んでた頃だから…もう何年になるだろう。初めて観たとき、大袈裟だけど、これまでの人生って何だったんだ、と思った。
私は芸術ってよく分からないし、はっきりいって興味がないけれど、尊敬できる「ものを作る人」が世に存在しているというのは幸せなことだ。子どものころからずっと、映画が好きで、今でも好きで、そりゃあどんな映画観に行ったって、たいていは楽しいけど、愛する映画監督の作品はもう全然違う、特別なもの。一生に数回しかない、特別なデートだ。