グエムル 漢江の怪物



漢江の河岸で売店を営むパク一家。長男のカンドゥは怠け者だが娘のヒョンソを溺愛していた。ある日、川の中から怪物が出現し、逃げ惑う人々を襲う。ヒョンソは連れ去られ、カンドゥはウィルス感染者として隔離された。そして、死んだと思われたヒョンソから電話が入り、一家は病院を脱走、雨の河岸へと向かう。


怪物の登場シーン、ここまで「大暴れ」という言葉をぴったり表現してる映画は初めてだと思った。家族の役割分担も含め(「ここはひとつ年寄りの私に…」が可笑しすぎ)、気持ちのよい作品でした。
ちなみに冒頭では、ヒョンソがやたらと髪を耳にかけるのが気になってしょうがなかったけど(「どれどれ?」と覗き込むときとか)、連れ去られてからはそんな余裕もなかったようで、触らなくなったので、良かった。


(↓ネタバレ?かな)
最後の、雪の降りしきる中、ぽつんと立ってるお店で、くるっと振り返ったら、ちゃぶ台じゃないけど座り机があって、ゴハンよそっていただきま〜すというの、いいなあと思った。
売店」のお菓子がたくさん出てきたけど、向こうのお菓子って粉っぽいイメージがあって、あまり食欲は刺激されなかった。でも同行者はカップラーメンが食べたくなったと言っていた。