Japanese girlより、今夜、すべての愛をロックスターに


hanoi rocks Japan tour 2005/05.22クラブチッタ川崎のレポです。
(05.15渋谷AXの感想はコチラ
(以降どうでもいい話がしばらく続きます…ライブ本編はココから)


川崎方面って車でしか行ったことなかったけど、新宿から30分かあ、結構近いんだなあ、と思いつつ、iPodでMichael Monroeの項(普段まず聴かない)を流しながら電車に乗ったのですが、「life gets you dirty」のジャケ写で着てるシャツってやっぱり刺青をイメージしてるんだろうか、「not fakin' it」は名盤扱いされてるけど私はあまり好きじゃないんだよなあ、でもブックレットの写真の二の腕は素晴らしいよなあ、目を離すと体型変わってるけど、今のレベルは維持してほしいもんだよなあ、だけど今であんなにかっこよかったら…いや写真じゃあ怖いけど実物は目を疑うほどかっこよかったんだ…デモリッションの頃(このころのルックスが一番好き/でも私はあくまでも「ハノイ好き」だから来日しても見に行かなかった)なら失神してたかも、あのときは新宿の厚生年金に来たんだよなあ、前回のツアーでも使ったよなあ、もうあそこには来ないのかなあ、うちから歩いて行けるのになあ、スタンディングもいいけど毎回は疲れるし、それにしてもアンディはちゃんとゴハン食べてるのかなあ…と、まさに「心を読まれたら自殺モノ」な道中(それというのも曲がつまらないから…笑)


今回も家を出るのが遅れてしまい、電車の中で焦っていると、曇り空から雨がぽつりぽつりと…前回の日曜も、シャワー浴びて着替えてるときに雷雨がきたんだよなあ。
チッタについたのは開場15分後くらいかな?人が多くてさばくのに時間かかってたんで、整理番号にじゅうぶん間に合いました。前回と同じく、アンディ側の前から5列目あたりで待機。



開演直前のSEでモットザフープルの「ホナルーチ・ブギ」が流れておおっと思ったら、CDがとびまくり、さっさと次の曲にさしかえられてたので笑ってしまった。
やがて赤いライトにスモークがたかれ、メンバー登場。
えーと、今回もとても「レポ」とは呼べない文章なんだけど、その理由は、今回が一番盛り上がったんで、ライブの半分くらいは息するのが精一杯で、何も見えなかったんです…。とくにマリブやトラジディのときは観念して、生存するのに専念してました。メンバーは、今日が一番楽しそうだったかな。笑顔が多かった。
隣の人の身体で耳がふさがれたり離れたりして天然ワウ状態(笑)だったんで、音もくそもないし。ただギターに対しボーカルがあまり聴こえなかったのは残念。実際「oriental beat」のときマイケルも「上げて上げて」の仕草をしてました。肝心の?「“Japanese girl” make me so happy」のところはボーカルのみだったんで、ちゃんと聴こえたけど。


前半から順に思い返すと…「underwater world」がヤケに盛り上がってたなあ。ヤケにってのもへんな言い方だけど、予想以上にってことで。
「eternal optimist」は、スタジオ盤でいうと冒頭のフラメンコギターのとこが空白状態なのが残念。違うやつでもいいから何かやってくれたらよかったのに。この曲に限らず、演出として全ての音が止む瞬間が何度かあったんだけど、ハノイの場合、こういうことすると、「あれっ失敗?」と思われてしまうのでは(笑)そうそう、この曲のとき、マイケルは銀に赤いバラのついたハチマキ(としか言い様のない代物)をしており、めちゃめちゃ可愛かった!その後は首にさげてました。
前半のクライマックスは「obscured」→「delirious」→「tragedy」。私、正直トラジディってそれほど好きでもないのですが、ライブで聴くとこんなにかっこいいとは!デリリアスは前2回のライブを経て一番楽しみにしてたのですが、期待通りでした。
そして「HANOI ROCKS」と書かれたバンダナ?を掲げるも、文字が上下さかさまで、慌てて直すマイケル…。その他服がうまく脱げない、コードがからまる、などもお約束…
アンコール1回目は「boulevard of broken dreams」→「people like me」→「oriental beat」。ピープルも、初めて聴いたときはあまりピンとこなかったんだけど、ライブだとすごくいい。デリリアスしかり、アルバム「12shots〜」の曲はライブ映えするのが多い。ああ「gypsy boots」もナマで聴きたかった…
そして最後のアンコールは「motorvatin'」→「taxi driver」→「I feel alright」。タクシーの前半では、マイケルがドラムを担当し、ラクがボーカルを。楽しかった〜。このぶんでは、ラクがソロライブやっても行ってしまいそう(笑)でもマイケルの声でさえ聴こえづらいくらいだったんで、彼の声はほとんど聴こえませんでした。それに間奏のシブいとこ、たぶんステージ上のどこかに座って掛け合いしてたんだろうけど、私の身長では何も見えなかった。
ひと息ついて「I feel alright」へ、最後はもう、めちゃくちゃに…


そういや終演後流れてた「reggae rocker」がヤケにかっこよかったんだけど、何だったんだろう?違うバージョンがあるとも思えないし、他の曲と混じってたのかな?


帰りの電車内にhanoi rocksと書かれた物販の袋持ってるお姉さんが数人いたのですが、皆ばっちり化粧をしており、私は相変わらず目化粧のみで青白い顔だったから、ああ汗かかずにゆったり見る手もあるんだなあと。それに、私はたとえば映画観に行ってもパンフレットってまず買わない、そういうとこでモノ買う習慣がないので、今回も終わったらさっさと出てきてしまったのですが、せっかくだから何か買えばよかったなあ、でも何売ってるんだろ?Tシャツとか?Tシャツって高校の球技大会以来着たことないしなあ…などと思いつつ、何買ったんですか?と声かけそうになったけど、へんな人と思われるのも何なので、黙ってました。
それにしても、帰りの電車で扉にうつった自分を見たら、こんなこと言うのもなんだけど、すごくスッキリしたイイ顔してて、ああ良かったなあと。次に来るのはいつになるのかなあ…