ザ・フライ2


一作目は大好きだけど、監督やキャストが変わってしまったりで続編を観ていない映画というのが結構ある。「ジャングル・ジョージ2」「キャリー2」等。
(「ポセイドン・アドベンチャー2」「ジョーズ'87復讐編」などは、マイケル・ケインが出てるのでビデオ持ってる。後者は南の島で恋におちる中年男女の話で、ケイン様のにやけ顔&踊る姿が楽しめて面白い)
エリック・ストルツが蝿男の息子を演じる「ザ・フライ2」も、昔観たような気がするものの、ほとんど記憶に残ってないんで、借りてきて観てみました。



エリックが「恋しくて」('87/右は懐かしい画像/これで好きになった)と「セイ・エニシング」('89/パーティでニワトリ?のカッコしてる人の役/サントラ話)の間に出演したこの続編は、出自を知らずに研究所で育ったマーティン(エリック)が初めて女性と出会い愛し合うが、次第に身体変化が現れハエ男に→大暴れ!という話。一作目はほとんどジェフとジーナ(とジーナの上司)だけの物語で、そこがしっとりしてて好きだったのですが、続編は研究所の職員が「動物実験(実験材料としてのマーティンの監視+犬などを使っての転送実験)」を行う悪役として描かれており、いわゆる勧善懲悪で終わるんで、ちょっとびっくりしてしまった。いつもならエリックは死んだり殺されたりすることが多いんで…(ネタバレだから作品名は避けるけど…ってこれ自体がネタバレか)


エリックはジェフと同じく頭脳を活かして研究を進め、同じカッコでテレポッドに入り(あの格好でないと股間見えちゃうからね)、同じように「実験を見ない?」と女性を誘う。絶倫になったかは…わかんない(笑)過去の映像としてジェフの喋ってるところも見られました。
ちなみに一作目で私が一番印象的だったのは、特殊メイクでも何でもなく、ジェフが自分の変化の原因についてコンピュータに問い合わせると、「ハエ」の絵がディスプレイにどどーんと出る場面。時代が時代なんで絵はチープだけど、ものすごくドキッとした。


最近エリックは何してるんだろう。舞台とかやってるのかな。
「初体験リッジモンド・ハイ」同窓会写真(02年)