BSマンガ夜話「THE・少女マンガ」青池保子の回。彼女は私の母親とおない年。動いて喋ってるのは初めて見たけど、とても感じのいい人だった。分別あるとこと、ミーハーなとこがうまく混じりあってるのが、この人（の漫画）の魅力だ。
エロイカは全篇愛読してるけど、脂のってくる中盤あたりからもいいけど、私は初期の、お耽美少女漫画の名残りがあるころも好きだな、「ハレルヤ・エクスプレス」とか。流れる金髪、ファーの下はハダカっていう少女の夢のカッコ（笑）がぴったりきてたころ。
（ちなみに私が一番好きな伯爵の顔は、「来た 見た 勝った！」でローマの金庫をあけるコマ。番組でも写ってた）
「とにかく男の筋肉を描くのが好きで…」というくだりがあったけど、そのへんは、中島梓の「美少年学入門」（ASIN:4480034269）収録の、木原敏江との座談会「青年愛の輪郭」を読むと面白いです（そのために買ったんだよ！）。
いわく「商業上の筋肉はダメ、実用的でないと（中略）好きなのはロバート・ショー」とか。
そうそう、好きな漫画家を応援するなら、とにかくアンケート、とよく言われるけど、私、子供のころから一度も書いたことないんだよねえ…
