先日、「ロックバンド出演映画」久々に更新しました。エディ・マーフィ映画。
映画におけるチープトリックといえば、本人達が出演してるのはおそらくこれだけだけど、「Surrender」なら「デトロイト・ロック・シティ」「スモール・ソルジャーズ」、その他「Heavy Metal」「トップガン」「原始のマン」など多くの作品で使われてますが、サントラで何といってもいいのは、「セイ・エニシング」。
(余談だけど、チープトリックはロイ・ウッドの「California man」をカバーしてますが、「原始のマン」の原題は「Encino Man」だけど、北米以外の人にはエンシノという地名が分からないので「California Man」というタイトルで配給されてる)
Say Anything: The Original Motion Picture Soundtrack
- アーティスト: Anne Dudley,Richard Gibbs
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
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キャメロン・クロウらしいロックな選曲で、サントラのジャケ写にもある、ジョン・キューザックがラジカセ持ってるシーンで使われる(彼女の家の窓の下から聴かせる)のはピーター・ガブリエルの「In Your Eyes」。恋に破れて夜道を走るカーラジオから聴こえるのはレッチリの「Taste the Pain」…等々。
(今ココのトリビア読んだら、上記「In Your Eyes」のシーン、ほんとはフィッシュボーンの曲だったそう。フィッシュボーンといえば、前年の「テープヘッズ」(スティーヴ・ベイターがとても可哀相な目に遭う話。細っこい身体が吹っ飛ぶシーンが忘れられない)で、キューザックはライブハウスの演奏シーンに遭遇してる)
その他、サントラには入ってないけど、作中ではスティーリー・ダンの「Rikki Don't Lose that Number」なども流れます。キューザックが高校の卒業式の後、「高嶺の花」の女の子の家に勇気を出してかけた電話を、彼女のお堅いパパが取って、「じゃあキミの番号を娘に伝えとこう」ってことになるんだけど、その後いい知らせを受けたパパ、上機嫌になりカーラジオに合わせて「電話番号を忘れるな〜」と歌いながら娘のもとに向かう、というシーン。
キャメロン・クロウは「あの頃ペニー・レインと」でも「Reeling in the Years」を使ってる。
「一度寝たら全てが変わるわ!」
「60歳になっても、道で会ったら、互いに「この人と寝た」と思うのよ…」
(「セイ・エニシング」より、リリ・テイラーのセリフ)
話は戻って、チープトリックをカバーしてるのって、おもにシンプルプランとか、American Hi-Fiとか、そのへんだけど、そういやスピッツの人も好きなんだよね。新譜出てるんで思い出した。
(私が彼等を見て考えるのは、自分がひとまわり早く生まれていたら、果たしてロビンのファンになっていただろうか?ということ。曲も好きだけど)