80デイズ


「80デイズ」観てきました。
今年観た中でベスト3に入りそうな勢いで面白かったです…



ティーブ・クーガンって、なんてカッコいいんだろう!これまで全然気付かなかったよ。
役柄(純朴な発明家のお坊ちゃん)も大きいけど、登場して数分ですっかりトリコになってしまった。
(参考リンク:Steve Coogan私設応援サイト…私は彼の芸をまったく見たことがない。見てみたいけど、日本ではソフトが出ていない)


19世紀末のロンドン。故郷中国の村に伝わる仏像を取り返したラウ・シン(ジャッキー・チェン)は、追手から逃れるため、パスパルトゥと名乗り発明家フィリアス(スティーブ・クーガン)の助手となる。
そんなおり、科学省のデブちん大臣との反目から「80日間あれば世界一周できる」と口走ってしまうフィリアス。中国に戻る手立てができたと、パスパルトゥは彼をけしかけ旅に出発することに…


制作費120億円とのことで、各地のセットもきれいだし、画面がカラフルで楽しい。
テレビCMじゃ、ジャキーもゲスト出演のような印象を受けますが、少なくとも「シャンハイ」シリーズより「ジャッキー映画」の色が濃い。アクションたくさん見られます。
クライマックスは、なんだかよくわからないけどドでかい仏像のアタマみたいのをバックにカレン・モク扮する女ボスと闘うのですが、「マッハ!」でも(あれはタイ資本だったけど)でかいアタマが出て来たし、今年この2作を観た欧米人は、カンフー=仏像のアタマ、というイメージを抱くに違いない…


ゲスト出演の人々も、皆キャラを生かして楽しく登場してました。シュワちゃんはちょっとクドかったけど。
私のお目当てだったルーク&オーウェンのウィルソン兄弟は、ライト兄弟としてほんの数分間出演。ルークは顔がむくんでたような。
作中オーウェンが「兄の顔をたてろよ〜」と言うんだけど、エンドクレジット見てたらルークの方が名前が先だったので、ちょっと笑ってしまった。
あと、ロブ・シュナイダーが出てると知らなかったので、驚き嬉しかったです(と、日記に書くことで他人の喜びを奪っているような…まあいいや・笑)。
ダニエル・ウーもかっこよくてね。この人私とおない年なんだけど、アジア映画のことはよくわかんないけど、これからもがんばってほしいです。


月末から公開されるゼメキスの「ポーラー・エクスプレス」は、絵面が、「世にも不思議なアメージングストーリー2」でスピルバーグが担当した「Ghost Train」(数十年前に事故を起こした列車が自分を迎えにくると言い張るおじいちゃんと男の子の話。この男の子は愛くるしいルーカス・ハース)に似てるなあと思いました。ちょっとみてみたい。