ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション


ルーニー・テューンズってあまりよく知らないけど、面白かったです。劇場行けばよかったなあ。(でも、上映の期間も回数も少なかったの…)

ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション [DVD]

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バックス・バニーとダフィ・ダック、ドジっこスタントマンのブレンダン・フレイザー、ワーナーの美人幹部ジョナ・エルフマンが、謎のダイヤをめぐる陰謀に立ち向かうおハナシ。
ブレンダンの役は「『ハムナプトラ』でブレンダンの代役を勤めたスタントマン(最後にこの世界での「ホンモノ」のブレンダンが出てきて一発カマされるのには爆笑)」。その父親の大スター(実はCIAのスパイ)はティモシー・ダルトン、悪役のアクメ社会長に茶髪のスティーブ・マーティン(一瞬誰?と思ったけど、背中の反らし方でわかった)、サイコな科学者にジョーン・キューザック(途中からメガネ外しちゃうのが残念。でも研究所の描写がいかにもで楽しい!)などなど…
実写のキャストも魅力的だけど、メインはカトゥーン。ルーニーキャラがこれでもかと出てきて次から次へとギャグを繰り出します。私は通販オタクのコヨーテが好き。


舞台もワーナーのスタジオ(ロジャー・コーマンが「バットマン」を撮影中)→ラスベガス(ダフィー・ダックいわく「集団の老人臭」)→パリ(昨日の「大人は判ってくれない」からエッフェル塔つながりだ。私はエッフェル塔っていうとデュランデュランの「A View to A Kill」、つまりやっぱり007を思い出しちゃうんだけど)→アフリカ、とめまぐるしく移り変わります。
とにかくゴタゴタ色んなのが詰まってて楽しい。ルーブル美術館で、絵の中に入って逃げまくるバックスバニーとダフィとか、面白かった。
ブレンダンとジョナは頻繁にお召し替えするので、ああブレンダンがあと10キロ(略・でもこの映画ではでぶっていうよりマッチョなかんじ)と思いつつ、二人のコスプレを楽しみました。
あっそうだ、ブレンダンがベガスのステージでヘザー・ロックリアに近づくシーン、「エロイカより愛をこめて」の「皇帝円舞曲」を思い出しちゃったよ(読んだことある人は、見れば絶対思うはず…)


ところでこれ、ジェリー・ゴールドスミスの遺作なのかなあ?(imdbではこうなってるけど)
ブレンダンが車に乗り込むとき「グレムリンのテーマ」がちょっと流れたのが嬉しかったです。