「アダルト♂スクール」ASIN:B00024JC6C)観ました。
現実に疲れた30男3人(ルーク・ウィルソンウィル・フェレルヴィンス・ヴォーン)が、大学の隣に社交クラブを設立。追い出そうとする学部長の画策にもめげずがんばる話。


たとえばベン&オーウェンとか、このへんの人たちの映画って、なんとなく可笑しい、なんとなくしみじみ、べつにドカンと盛り上がるわけじゃないから、彼等の笑いのクセや雰囲気に慣れてからのほうが、ずっと楽しく観られる。しかし日本では単館上映やビデオスルーが多いうえ、本国での活動なんて伝わってこないから、「慣れる」機会がない。この映画だって、DVDのメニュー画面はえらいポップだし、「ちょっとエッチなオトナのコメディ(はぁと)」みたいな売り方してるけど、内容はそういうんじゃないし。初めての人にはなんだこりゃ、ってカンジだろう。


つまんないってわけじゃないです。後半になると話も盛り上がって、エンドクレジットなんてすごく面白かった。
いちばん笑ったのは「卒業」のパロディで「サウンド・オブ・サイレンス」が流れるシーン。音楽はその他メタリカ、デュランデュラン(これ使うのがゲイの「先生」なのが笑える)、C & C Music Factoryなど、懐かしいのがいっぱい。
それから、冒頭の結婚式で「愛のかげり」を演奏してる人たちが妙なカンジで、これはホンモノのバンドだなと思ったのでエンドクレジット見て調べてみました。the Dan Band。よくわかんないけど、可笑しかった。
ちょこっと出てきたショーン・ウィリアム・スコットも例によって良かったです。


ウィル・フェレルが「妖精の国で育った人間」をやる「elf」も早くDVD出ないかなあ。nifty内のココで予告編やメイキングがみられます。
奥様は魔女」の撮影はもう始まってるのかな?